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最新記事【2007年03月02日】

坂崎竜男(渡哲也)は、マグロの一本釣りにこだわり続ける漁師。
その昔起こった、長男・洋道(徳重聡)が竜男と共に出掛けた漁で片腕を失うという悲劇的な事故を機に、妻・操(松坂慶子)ら家族と離れ、ひとり大間で漁生活を営んでいた。
そんなある日、漁に出ていた竜男の無線連絡が途絶える。
第一報を受けた真由(内田有紀)は、共に函館で暮らす操、東京で会社経営をする長女・夏海(天海祐希)に報告。
言い知れぬ不安を胸に、操と夏海は大間へと向かう。
しかし、操と一緒に報告を受けた洋道は大間へは行かず、子供の誕生を目前に控えた妻・康子(野波麻帆)のもとへ…。
 やがて、竜男は奇跡的に救出された。心労から疲れが押し寄せた操を函館まで送り届けた夏海は、自分が知らなかった家族の実情に直面する。
次男・航(渡邉邦門)は、地元のロックバンドを全国的に売り出そうと躍起になり、多額の借金を抱えていた。
真由は家族を顧みない夏海に反抗したり、父を拒絶し続ける洋道、父の大事を知りながら家の金を奪い出て行った航に対し、行き場のない怒りを覚えていた。
「みんな勝手なことばかりして!」――真由の言葉は、夏海の心に深く突き刺さる。

長女として何をすべきか…。思案の挙句、夏海は大間へ。
退院して新しい漁船を買うメドも立っていない竜男に、一本釣りを辞めて函館の家族のもとへ行くよう懇願する。
航には今、父親が必要だと感じたからだ。夏海に押し切られ、荷物と一緒に函館行きのフェリーに乗せられる竜男。
話を聞いた操は、喜々として食堂の二階に竜男の部屋を用意する。
ところが、竜男は荷物はそのまま送り返し、身ひとつで現れた。
竜男が家族のことを考えていないと感じて憤慨する真由。
しかし操は、「私は、一本釣りやってるお父ちゃんにほれたんだよ」と、竜男が大間に帰ることを許す。
 大間では、竜男から一本釣りを取り上げようとした夏海に、幼なじみの吾郎(高橋克典)が詰め寄っていた。
竜男にあこがれて漁師になった吾郎は、夏海の強引なやり方は許せない。
「海のこと何にも知らない女に、そんなことする権利はねえ!」。この言葉がキッカケとなり、夏海は吾郎の船で海に出ることに。
荒れる海でマグロと格闘しながら、夏海の心は興奮に満ちてくる。「マグロも生きている、私も生きている」…。

 “生”の実感を久しぶりに得た夏海は、父の引退を断念。
何もできなかったことを謝る夏海に、操は優しく「みんなに好きなことをさせたい。
人生それで充分」と説く。大間の自慢は、太平洋から昇る朝日と、日本海に沈む夕日の両方が見えること。
それしかないことが嫌で大間を出た夏海だが、今は母の言葉と共にそんな単純なことが心にしみ入る。
 その後も、陸で過ごす竜男の身には、様々な出来事が起こる。洋道との和解、初孫との対面――海では知り得なかった家族の思いに触れていく竜男。
しかし、その間も航の人生は泥沼をたどり続ける。そしてある夜、札幌で事件が発生した!
街金から家族を盾に借金返済を迫られ、暴力を受けた航は我慢できなくなり、その場にあったナイフで相手にケガを負わせてしまったのだ。
連絡を受けた操は、真由が止めるのも聞かず、たったひとり車に乗って大雨の中へ。
必死でハンドルを握り、道を急ぐ操。
その視界に前方からまばゆいヘッドライトの光が差し込んだ!
一方、竜男は事件を起こした航の身と、強い光に弱いにもかかわらず夜間に車で飛び出した操の身を案じながら、夏海と共に船で北海道へ向かっていた…。

渡哲也の人生

渡哲也さんは正月ドラマ、マグロを演じた日本の俳優です。 そして、女性の方なら誰でも知っているくちなしの花を歌っている歌手です。 コーヒーのcmにも出演のすてきな渡哲也さんの人生をふり返ります。